冬の散歩道。

気温が5度を超え、この時期にしては高めの穏やかな日でした。
陸王を引っ張りだして、寒さですっかり硬くなったシングル60番のオイルをゆっくりとエンジンに行き渡らせながら街道に繰り出しました。
それにしてもオイルが硬すぎる。この厳冬期だけでも少し柔らかいほうに変えてみても良いかもしれない。
外気温が低いのでエンジン単体としても、早々ヒートダメージになることはないだろうから。



通りがかった納屋で少し休憩をとりました。気温が高めといってもまだまだ寒く、こうして藁小屋の近くにいると暖かい。



WLのマフラーはやはりイー音です。くぐもった音色は、聞き慣れた朝練の先頭車両を思い出します。



日に照らされた黒く凍った道路からユラユラと陽炎が昇り、辺りに響く陸王の機械音。
山からの風に乗って雪の匂いがしてきます。





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