2011年4月16日土曜日

春の谷。


毎年通っていた福島浜通りの渓流は、原発事故でしばらく行けそうもない。
浜通りの春の渓は、桜が明るく咲き盛り、みずみずしい新緑と相まって、飛び出してくるヤマメをいっそう美しくしていた(これがまたスレてなくて無邪気なのだ)。無念。



今日釣り登った某関東の春の谷は、そんないつも行く春の渓とはうってかわって、しん、と静まり返っていた。
ヤマメが桜の花びらのように微かな薄紅色をさしたような可憐な姿をしているせいか、今日のこの渓流では、どうもヤマメが出る気がしない。


16#のクリップルダンに出てきたのは、イワナだった。やはりなんかこう、イワナの谷というのは幽玄と表現したらいいのか、独特の雰囲気があるのかも知れない。
ヒレがうっすらとオレンジ色に染まった、冬越えのおそらく一年仔だ。尾を鳥にかじられながらも、逞しく生き残ったのだ。





終わってみれば、源流域でもないのに不思議とイワナばかり。久々の渓流は、風がごうごうと鳴っていて、魔が差すようで少しそわそわした。目の前で大きな落石もあって、渓流の大石と衝突して弾けた。あれは地震だったのだろうか。
幽玄な春の谷のお話、でした。

2011年4月14日木曜日

復活の狼煙を上げよ


福島旧車会は活動再開の目途も立っておりませんが、東北地方の復興の一助になるような形で活動を再開したいと考えております。

「フクシマ」を名前に持つクラブとして、原発事故や風評被害にも屈しない、強い姿勢を、クラブのあるべき姿を模索していきます。

皆様今度ともご支援をよろしくお願いいたします。(事務局より電文)



智恵子は東京に空が無いといふ。
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間(あいだ)に在るのは、
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとうの空だといふ。
あどけない空の話である。

高村光太郎『智恵子抄』(あどけない話)

高村光太郎は、精神が病んだ妻・智恵子と、彼女の故郷である福島を愛してこう詠んだ。


ほんとうの空から上がる復活の狼煙を見よ。福島旧車会、再起動。


2011年4月11日月曜日

我泣き濡れて、蟹とムエタイ。

ほとんど週末閑散日記と化して参りましたが、土曜日は中目黒のサクラで髪をスッキリしてもらって、ついでに渋谷の交差点のような花見客の列を見物しました。バイクで行っていたら大顰蹙ものだったでありましょう。


そのまま辻堂まで足を伸ばしてHDNのtakuさんのご新居に突撃。素敵な空間でレイアウトされた新築は、イー香りがします。
玄関に置かれたカーボンのロードバイクもクールでしたが、年季の入ったサーフボードに垂涎。気が向いたらいつでも海に行ける、そんな湘南の雰囲気を感じます。
岩手のパー子さんとも再会して話せたのは嬉しかったです。かーるさんもいらして楽しい会でした。

原発事故の企業のあり方や、震災後のこの国の行く末など、やはり肯うべからざる実情が話題の中心になりましたが、帰りにtakuさんが駅まで見送ってくれて、福島のことを本当に心配してくれているのがひしひしと伝わってきて、最後のほうはぐっときて言葉が詰まりましたですよ。

あ、傘忘れました。すいません。ですのでまた遊びにお邪魔します。




それで今日はmotoさんagoちゃんとムエタイの試合観戦でした。

我らが藤原あらし選手が日本VSタイの副将戦で登場。

右ストレート炸裂で鮮やかなKO勝ち!!あらし先生凄いなあ。

そろそろ練習も再開せねば。