2010年6月9日水曜日

Once in a Blue Moon.


Once in a Blue Moon.


「私は魚を介して自身を追跡し、再発掘し、更新し、獲得し、全身で体感したがっているらしい。
はっきりとそう読めてくる。釣師は魚を追いつつも自身を追っているのだ。何かの、おそらくは、心の一つの傷から。
いや、一つどころではない傷から。
それと気づかないで。
何の傷か分からないまま。」
開高健(『オーパ!オーパ!アラスカ至上編』)


直筆原稿版 オーパ!


今オススメの一冊。開高健の傑作「オーパ!」が、全て本人直筆の原稿で再現された。
自筆原稿、265枚。
行間に込められた見えざるリアリティ。書き直しの跡が読者を引き止め、試みた思いが見え隠れする。開高健が直接語りかけてくるような圧迫感がたまらない。
この時代に敢えて「紙の価値」に挑んだ開高健らしい時代へのアンチテーゼでもある。作家も万年筆なんかで書かなくなったのだろうな。


作家の肉筆か・・・古いバイクもそうだが、骨董的価値って、金額が先にくるのではなくて、素晴らしい素材があって、それを脈々と受け継ぐ『血の系譜』の重みや、丹念に修復、ケアされてきた『大切な歴史』、そういった事に見いだされるべきものであって、金額はその数値的評価なのだと思う(そうであってほしいという願望もある)。
極上の旧車には、それ相応に良い時間が流れている。反対に、いくら付いている部品群の純正度が高いと言われても、雑に扱われ、雑な時間を経てきた旧車はやはりそれなりに見えてしまうハズだ。
極端な話、もし1948年にタイムスリップしても、ピカピカなだけのヨンパチを欲しがるとは思わないの、きっと。まぁ、あったら感動して乗っちゃうんだけども(笑)。
長くなるのでこのへんにしておいて、


名手・渋谷直人流、ピーコックパラシュートに着手!
ピーコックアイのレッドと、アントのような下部にハールを巻いているのがポイントだ。爆釣を予感させるフライなので、巧く巻くために日々精進中。


いよいよ来月に迫った北海道釣行用の、ドデカ・フライにも着手!なんと4番ですよ。
いくらなんでもデカ過ぎかな?でも4〜6番をメインで巻いて来い!って言うんですよ、あっちの師匠が。楽しみです。


Once in a Blue Moon.すみれ色に染まる北の大地の黄昏に、モンスタートラウトの幻を見る。

2010年6月6日日曜日

不器用な旦那集飲み@オトナの街新橋。

昨晩はかーるさんと軽く飲みますか?って感じでツイッターでやりとりして集まった飲み会でございました。場所は新橋、2Fの座敷貸し切り状態。

もはやエクストラバガンツァは敬遠されるつつましやかな世の中になってしまったけれど、それでもスマートになんか飲んでいられるか的な、不器用な旦那集たちの昭和の残党のような飲みっぷりでございました。
ついにWL乗りになったカワマッチャンさんは、なりさん、かーるさん、しみずくんたちサイドバルブ乗りの変態に囲まれてジェネレーター話、マグネトー話をされていい感じに酔っぱらい、旧車の話や身の上話で大いに盛り上がったところでmotoさん、agoちゃん、yujinさんが参戦して戦況はバトルロワイヤルに突入。

で、なりさんがブっ壊れました(笑)。

かーるさんと新橋のネオンの中に消えて行こうとしたので引き戻し、その後、小岩まで撤退に成功しましたが、ラーメン屋で一杯、さらになりさんが酔っぱらいながら立ちんぼの外国のおねいさんのケツを触ったところで通りは不穏な空気感となり、ベトナム最前線クラスの脱出劇となりました(笑)。 あー楽しかった。 そろそろ、キャンプとかしたくなってきました。