スリーブを入れて修理予定。

・・・・釣り竿のコトです(笑)。


渓流で「合わせ」をくれたら、覆い被さる上の枝にぶつけて折ってしまいました(涙)。 Reviewの小野さんに相談したところ、破損箇所が#1セクション中央付近だったので、 補強ブランクを埋め込む方法で、つまりスリーブイン修理が可能とのこと。良かった・・・。
#1そのものを新品に交換することも出来るけど、その場合はフェルール調整・調律も入るので2万円近く掛かってしまうらしい。ピアノみたいだね。
来週末の釣行は同行頂ける師匠さまにお借りする予定です。北海道用の大きな5番ロッドならあるんだけどね。
さて、昨日は念願の『第9地区』を鑑賞できました。池袋のロサ会館まで行ってきたよ。学生以来で懐かしかった。


↑めちゃめちゃ良かった。こりゃ傑作だ。 20年前の1982年、南アフリカ上空に突如UFOが飛来。 故障により全く宇宙船がピクリともしないので突入してみると、夥しい数のエイリアンたちが栄養失調でぐだぐだ(笑)。
政府は不気味な容姿をした異星人を難民として受け入れ、難民キャンプ第9地区に収容する。しかしエイリアン達は『エビ』と蔑称されて社会の最下層の存在となり居住区はスラム化。
2010年、難民のさらなる人口増加を懸念した超国家機関MNUは難民を「第10地区」に移動させる計画を立てる。 エイリアンの武器は恐ろしい破壊力だったが、スラム化により退廃してしまった彼らはその武器をギャングに売り飛ばして大好物のネコ缶を貪る日々。

その武器を狙う超国家機関MNU、異星人を食べることで呪術的な力を得ようとする現地のアフリカギャング、自堕落な姿は仮の姿で、実は超高度な技術を地下に隠していたエイリアン・・・複雑に絡み合いながら、トランスフォーマーばりのモビルスーツも登場したり、醜い「エビ」に感情移入させてしまう演出にくらくら。
大人のET、リアルな未知との遭遇って感じで、アバターも良かったけど話の内容はもっと深かった。かなりグロかったけど。
差別の対象としてのエイリアン像は、アパルトヘイトの原風景であり、今なお地上から消えない移民問題を痛烈に風刺している。
やっと人間らしさを取り戻した主人公が、彼の帰りを待つ奥さんのために金属で花を作っているラストシーンが一番良かった。切なかったな。
ちなみに嫁さんは、グロくてもうエビは食べられない!とブーイングの嵐でございました(笑)。

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